偽装質屋利用の流れ

偽装質屋を頻繁に利用している人は、さほど多くありません。

 

 

一般人からすれば謎のベールに包まれている偽装質屋ですが、どうやって利用するのでしょうか。

 

まずは品物を預ける

通常の質屋も偽装質屋も、最初のプロセスは同じです。インターネットを使った質屋の査定は行っておりません。

 

対面取引を原則としておりますので、通常の質屋も偽装質屋もまずは店舗に足を運ぶ必要があります。

 

店舗に足を運んだら、次は質草となる品物を出します。通常の質屋ならば、質草となる品物はそれなりの価値がありそうなものばかりです。バッグやジュエリーなどで、ブランドも聞いたことのあるブランドであれば、多くのお金を借りられる期待も高まります。

 

一方の偽装質屋ですが、品物自体に特に価値はありません、というか価値がなくてもお金を貸してくれます。あくまで質屋の体裁を整えるための「アリバイ」と考えた方がいいでしょう。

 

そのほかのものを預ける

通常の質屋であれば、ここで品物の鑑定を行なうところですが、どう考えても価値のない品物を質草として出す偽装質屋の場合、鑑定は行われません。その代わりに、年金手帳や通帳、印鑑などを偽装質屋に預けます。

 

偽装質屋を利用するのは、普通の消費者金融では申し込みすらできない高齢者や年金受給者が少なくありません。年金手帳は、最初に預けた品物よりも実質的な「質草」といえます。

 

お金を借りる

通常の質屋でお金を借りる際には、質草の価値に見合った金額しか貸してくれません。少し目減りすることを考えると、鑑定金額の80%くらいが貸してくれる金額です。

 

さすがに偽装質屋で100万円借りる人はいませんが、数十万円程度のお金でしたら借りる人もいなくはありません。ただし、多くの人は数万円単位で利用しているようです。お金を借りる際には、現金で支払われるのが一般的です。

 

借りたお金の返済をする

通常の質屋でお金を返済するときには、質屋に足を運んで返済します。一方の偽装質屋では、必ずしも来店して返済する必要はありません。そのために、お金を借りる前に印鑑と通帳を預かっているのですから。

 

偽装質屋では、印鑑と通帳を使って口座引落の手続きを行ないます。元金と利息を口座引落で返済させているのです。

 

ここまでは気の利いた業者とも考えられますが、通常の質屋では認められている質流れを、偽装質屋では認めていません。質流れにしたところで、手元にはお金が入ってこないからです。結局、貸金業者と同じように返済していく羽目となります。

 

違法性が高い偽装質屋は、言ってみればキャッシングの闇金のようなものです。闇金は一度でも利用をしてしまうとトラブルとなりますが、偽装質屋も同じように高い確率でトラブルになります。

 

高い利息を支払う必要が出てくるので、偽装質屋は利用をすべきではありません。借金返済に困って手を出してしまうぐらいなら、素直に借金が返せないなら債務整理を考えるようにしてください。

 

債務者を喰らい尽くす闇金融

闇金融業者は、絶対に債務者を離しません。債務者が保持している財産だけでなく、本人その身命からも搾取しようと考えております。では闇金融業者はどのように債務者を喰らっていくのか、ご説明します。

 

債務者の支払いが渋ると、闇金融業者はまず初めに「借金の一本化」を進めます。支払いが楽になると債務者の多くが了承しますが、得をするのは闇金融業者です。取り立ての手間がかからなくなるのと、借金をひとつにした上の金利が取れるからです。債務者の負担が減ることはいっさいありません。

 

闇金融業者が次に目を付けるのが「債務者の持つ金融口座」。

 

その口座を使って振り込め詐欺といった犯罪等に利用します。闇金融業者に関わりのない口座を使用することで、警察の目をくらませるのです。犯罪が判明したときまず裁かれるのは本来の口座の持ち主である債務者本人になります。

 

債務者が持つすべてを奪い尽くすと、最後は債務者本人そのものを金にかえます。

 

債務者が男性であれば工事現場や採掘作業といった肉体労働、または身命の危険にさらされる仕事などに就かせ搾取します。女性であれば風俗関連が多く、環境も劣悪なお店がほとんどといってよいでしょう。

 

ではその間、債務者の借金はどうなるかといいますと、闇金融業者は金利をしっかり頂いています。このように債務者の命を喰らい尽くすまで、闇金融業者は影のようについてまわるでしょう。

 

偽装質屋も闇金融も大きな違いはないので、利用をしてしまった、手を出してしまったという方は安全な闇金対策を進めると良いでしょう。